JR川崎駅は、全国有数のターミナル駅です。2021年の1日平均乗車人口※1は16万2,712人に達し、JR東日本では第10位、神奈川県内では横浜駅に次ぐ第2位となっています。その川崎駅の周辺では、再開発プロジェクトのもと、国際色が豊かで、広域的な集客機能を備えた近代的な街作りが進行中です。
2002年にイタリアのヒルタウンをモチーフに作られたエンタテイメントの街「ラ・チッタデッラ」が開業して以降、「ミューザ川崎」、「ラゾーナ川崎プラザ」、「川崎ゼロゲート」などの商業施設が相次いでオープン。2020年には「川崎ルフロン」の大規模リニューアルに伴い「カワスイ 川崎水族館」がオープンし、新名所となっています。また、2021年5月には、川崎駅西口にオフィス棟と商業棟に分かれた「JR川崎タワー」、「ホテルメトロポリタン 川崎」、歩行者デッキ上の中央広場「デルタプラザ」で構成される新たな街区「川崎デルタ」がグランドオープンしています。
また、今後も令和5年、川崎市本庁舎の竣工※2が計画されていることに加え、京急川崎駅周辺でも都市基盤整備が計画されており、2028年には延べ床面積8万㎡の複合施設が完成する予定※3で、川崎駅周辺はさらに都市化が加速することが考えられます。
他にも武蔵小杉駅前でも1990年代から開発事業が進められており、数々の商業施設、マンションが建設※4されました。武蔵小杉がある川崎市中原区では、人口が急増しており、総人口のピークは約29.6万人(2040年頃)と推計※5されています。 都心へのアクセスが抜群な上、商業施設の集まる武蔵小杉駅周辺では、さらなる発展が見込まれています。
※1出典:JR東日本ホームページ 各駅の乗車人員 2021年度
※2出典:川崎市ホームページ 新本庁舎整備事業について
※3出典:京急電鉄ホームページ 企業情報のニュースリリース
※4出典:川崎市ホームページ 小杉駅周辺の開発動向
※5出典:川崎市ホームページ 小杉地区カルテ