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【東北編】感性を鍛えるのにオススメな美術館建築ガイド

ビジネスパーソンとしてさらなる飛躍を目指し、論理的思考力だけでなく美的センスも磨きたいと考えている人も多いのではないでしょうか。



有名建築家が設計した美術館で、作品だけでなく空間そのものをアートとして楽しんでみませんか?今回は東北編として、青森、宮城、秋田にある日本を代表する建築家が設計した美術館をご紹介します。

青森県立美術館

応募総数393件、国内からの応募としては史上最多となった建築コンペにおいて、最優秀に輝き、青森県立美術館の設計を勝ち取ったのは青木淳でした。ルイ・ヴィトン表参道といった商業施設や公共施設、さらには一般住宅と幅広い分野で評価されている建築家です。

幾何学的に切り込まれた地面の上を真っ白な煉瓦で覆う形の建物は、隣接する三内丸山縄文遺跡の発掘現場から着想を得たデザイン。内部は、土がむき出しになった展示室と、白い壁の展示室隙間が凸凹に組み合わされ、2種類のアートスペースを形作っています。

コレクションは、近現代の青森出身作家と、青森にゆかりのある作家の作品を中心に、国内外の作品が集められています。絵画から工芸品まで、青森に根づく芸術を楽しんではいかがでしょうか。

基本情報
住所:青森市安田字近野185
TEL:017-783-3000
開館時間:10月~5月9:30~17:00
6月~9月 9:00~18:00
休館日:第2、4月曜日(祝日の場合はその翌日)年末年始 その他臨時休館日(不定期)

十和田市現代美術館

十和田市現代美術館は、中心街の通り全体を美術館として見立てる、というコンセプトのもとに、青森県十和田市が推進したまちづくりプロジェクト「Arts Towada」の中心施設として建設されました。日本建築学会賞やプリツカー賞など国内外で多くの受賞経験のある西沢立衛による設計です。

ガラスの廊下でつながれた各展示室は独立していて、建物の間のスペースは屋外展示空間として利用されています。ガラス窓を通して屋内と屋外両方の展示を同時に楽しむことができ、館内を回るだけで街歩きをしているかのような造りになっています。

常設展示は、草間彌生、奈良美智、ロン・ミュエクといった、世界で活躍する現代美術家33人の作品です。常設展示作品は、すべて十和田市現代美術館のために作られた作品となっています。

基本情報
住所:十和田市西二番町10-9
TEL:0176-20-1127
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜(祝日の場合はその翌日)、年末年始

菅野美術館

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)

太平洋を一望できる宮城県塩竃(しおがま)市の丘陵に立ち、空間そのものが展示作品であるかのような菅野(かんの)美術館。フランスのブールデル、イタリアのグレコなどの作家による、わずか9点の彫刻を常設展示するこの小さな美術館を設計したのは、宮城スタジアムの設計で知られる仙台出身の阿部仁史です。

9点の作品それぞれのために作られた小空間は、外側に向けて突起するエンボス加工が施された鉄板で作られています。それぞれの小空間のエンボス加工で互いを支え合う独特の構造が特徴です。

どのような展示物にも対応できる一般的な美術館とは違い、美術館そのものが1つの作品であるかのような菅野美術館。塩竃まで足を運ぶ価値がある美術館です。

基本情報
住所:塩竈市玉川3-4-15
TEL:022-361-1222
開館時間:10:00~17:00
休館日:月曜、火曜(祝日の場合はその翌日)

秋田県立美術館

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)

2012年に新・秋田県立美術館として建物のみを公開し、翌2013年に秋田県立美術館として本オープンした建造物は、建築界の巨匠・安藤忠雄によって設計されました。

同氏の代名詞ともいえる、コンクリート打ち放しの外観を存分に眺めてから一歩館内に足を踏み入れると、壁からの支えや柱がない、らせん階段が目をひきます。季節や時間によって異なる美しさを見せてくれる、大きなガラス窓から望む水庭や秋田市街の景色は、何度訪れても新鮮な感動を与えてくれます。

秋田県立美術館でぜひ見ておきたいのは、画家・藤田嗣治が描いた幅20メートルにも及ぶ「秋田の行事」です。常設展示だけでなく、企画展、特別展も楽しめます。秋田市中心部という絶好の立地にあり、交通の便もよく訪れやすい美術館です。

基本情報
住所:秋田市中通1丁目4-2
TEL:018-853-8686
開館時間:10:00~18:00
休館日:不定休

東北の地でリフレッシュしながらセンスを磨く

有名な建築家が設計した美術館は、展示作品とともに美術館の建築物としての美しさを楽しむことができます。芸術的な建造物を目にすることで、仕事のセンスも培われることでしょう。東北を訪れた際は、ここでしか見られない美術館へ、足を運んでみてはいかがでしょうか。


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