休日は非現実世界で現実逃避しては？VR施設でデイトリップ

【VR ZONE SHINJUKU】みんなで楽しむジャンルレスなゲーム

VR ZONE SHINJUKU は、近未来的な外観が特徴のバンダイ・ナムコ運営のVR専門施設です。最新VRアトラクションを幅広く取りそろえるとともに、VRライブ公演を楽しむことも可能。この施設の最大の強みは、面積を生かした大規模なアトラクションが体験できることにあります。例えば、VRヘッドセットとは別にセンサーを手足に取り付け、銃を持って実際に空間を歩きながら対戦ができるシューティングゲームもあります。

プレイヤーは決められた空間内を歩きながら、敵プレイヤーを撃ちます。ヘッドセットを通して視界に見えているのはゲーム内の画面ですが、体の動きからは実際の戦場にいるかのような臨場感が伝わってきます。

この施設のチケットは、入場に加えて、体験できるアトラクション数が4つのものと6つのもの、平日17時以降に3つのアトラクションが割安で体験できるものの3種類が用意されています。このほか、最新コンテンツについては別途チケットを販売しています。また、当日受付で販売されるエクスプレスチケット（効率的にアトラクションを体験するためのチケット）などもあるため、都合と予算に応じて組み合わせましょう。

―VR ZONE SHINJUKU―
住所：〒160-0021東京都新宿区歌舞伎町1-29-1
電話番号：03-3200-8076
営業時間：10時～22時（最終入場時間21:00）
定休日：年中無休

【VR PARK TOKYO 渋谷】お手頃価格でVRアトラクションにチャレンジ

VR PARK TOKYO 渋谷は、VR ZONE SHINJUKUと比較してお手頃な価格でVR体験が楽しめるスポットです。コントローラーを剣に見立てて挑むアドベンチャーゲームや、高所に設置された1枚の細い板を渡る漫画の名シーンを再現する体験など、VRだからこそ楽しめるコンテンツが集められています。ジャングルの中でバンジージャンプが体験できるアトラクションは、実際に宙づりになる装置とVRを組み合わせた臨場感あふれるものです。足元の浮遊感と吹き付ける風の効果も相まって、思わず声が出てしまうほどリアルなバンジー体験ができます。

チケットは110分遊び放題（アトラクション数制限なし）で、一般と子どもの2種というシンプルな体系。人が集まる曜日や時期は割高になります。チケット購入とともにフリードリンクの権利も得られるので、オプションとして施設内で課金する必要はありません。また、フロア貸し切りプランもお手頃な値段設定なので、会社のイベント企画や友達とのパーティー利用などの使い方も考えられます。

―VR PART SHIBUYA―
住所：〒150-0042東京都渋谷区宇田川町13-11　KN渋谷1ビル4F
電話番号：03-3461-1311
営業時間：10時～20時30分（体験時間に応じて事前受付）
定休日：年中無休

【ティフォニウム】幻想的な世界観が魅力のコンテンツ

ティフォニウム はここまでご紹介したVR専門施設とは全く別の切り口でVRアトラクションが楽しめる、隠れスポットです。体験できるアトラクションは、幻想的なファンタジー世界を描いた「コリドール」と「フラクタス」の2種類のみ。没入感を追求したVR体験は、アトラクションの世界観を紹介するイントロムービーの鑑賞から始まります。まるでCG映画の鑑賞中にVRの世界に入り込めるような感覚です。

「コリドール」は、廃墟と化した洋館をさまようホラーアトラクションです。いかにもホラーという設定や演出を楽しむというより、退廃的な美しさを感じることが魅力です。そして、没入感はVRアトラクションの中でも屈指のものなので、その世界から逃げられない本当の恐怖を感じるかもしれません。

「フラクタス」は、おとぎ話を読みながらファンタジーの世界を空飛ぶ船に乗って航海するという、夢のようなアトラクションです。船の操作が基本的な動作で、激しい動きを必要とされずに世界観を楽しむことができます。

運営するベンチャー企業ティフォンはディズニーから投資を受けているスタートアップです。そのクリエイティビティーと技術力を感じてみてください。

チケットは、各アトラクションの体験1回につき1枚。いずれも30分間という短い時間で楽しめるので、ほかの予定と合わせて遊ぶのもいいかもしれません。また、シーズンによる価格変動やオプションチケットなどもないため、予算も組みやすく気軽なVR体験が可能です。

―ティフォニウム―
住所：〒135-0064 東京都江東区青海1-1-10
電話番号：03-5579-6332
営業時間：10時～21時
定休日：年中無休

VRで広がるエンターテインメントの可能性を感じて

視覚や聴覚で楽しむコンテンツから、より没入感の高い送風を用いた演出や、体を動かす操作を取り入れたコンテンツへ進化する、VRアトラクション。1人でも、複数人でも楽しめる体験は、今後のレジャーの定番になるかもしれません。その先端を行く施設で、テクノロジーが生み出した感動をぜひ体験してみてください。

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