
カーシェアリングアプリ「Anyca(エニカ)」は、サービス開始から約3年で、会員数17万人を突破。700種以上の車種から選べるのが最大の魅力です。首都圏のみならず、大阪、兵庫、京都などの関西圏でも登録台数を増やしています。その基本的な仕組み、人気車種ランキング、利用時の注意点などを解説します。
Anycaは従来のカーシェアリングとどこが違う?
カーシェアリングはもともと、車を個人で所有するのではなく、会員同士でシェアする仕組みとして注目されました。さらに最近では、個人が所有する車を「別の人が一時的にシェア」するサービスが登場しています。その代表が今回取り上げるAnycaです。
Anycaを利用すると、「利用者側のドライバー」「車を提供する側のオーナー」双方にメリットがあります。主な内容は次の通りです。
ドライバーのメリットは?
- 登録車種のバリエーションが幅広く、自分好みの車を選べる
- 膨大な数の車が登録されているので、繁忙期でも利用しやすい
- スマホで手軽に車探しや予約ができる など
オーナーのメリットは?
- 使わない時間帯の車で利益が得られる
- クレジットカード決済なので売上の受け取りがスムーズ
Anycaの仕組みをうまく使えば、利用料をストックしておきそれをメンテナンス費に充てることで、車所有の負担を減らすことも可能です。
意外な結果?Anycaのシェア回数多い車種トップ10
さきほど触れた通り、Anycaのドライバー側のメリットは「登録車種のバリエーションが幅広く、自分好みの車を選べる」でした。実際によく利用されているのは、どの車種でしょうか?運営企業のDeNAが発表した「シェア回数の多い車種トップ10(東京23区)」は次の通りです。
1位 BMW(3シリーズ)
2位 ポルシェ(カイエン)
3位 BMW(Z4)
4位 トヨタ(アルファード)
5位 メルセデス・ベンツ(Eクラス)
6位 トヨタ(プリウス)
7位 日産(エルグランド)
8位 MINI(MINI)
9位 BMW(1シリーズ)
10位 トヨタ(ノア)
※出所:DeNA「プレスリリース(2018年02月05日)」
BMWが1位、3位、9位にランクイン。圧倒的な支持を集めました。ちなみに、ランキング1位の「BMW 3シリーズ」の年間シェア回数は516回でした。対照的に、高級車の代表格ベンツは 1台しかランクインしていません。高級車勢では、ポルシェのカイエンが2位。この車種の根強い人気を証明する結果となりました。
BMWと並んで、トヨタも3台がランクインしました。車種は、アルファード、プリウス、ノア。使い勝手と燃費重視のユーザーから支持を集めていそうです。
Anyca利用までの流れは?
Anycaのような個人間カーシェアリングは、比較的新しいサービスなので利用時のイメージがわかない人もいるかもしれません。車を借りるまでの流れをざっと確認してみましょう。アプリのダウンロード、事前登録さえしておけば、あとは下記のフローでカンタンに利用できます。
1. 利用者が車のオーナーに予約リクエストを送信
2. オーナーの承認で予約確定(自動的に1日自動車保険加入)
3. 待ち合わせ場所で車の受け渡し
4. 利用後、車を返却
この流れのうち「予約リクエスト送信~承認」までは、スマホで手軽に進められます。
事故の修理代はどうなる?対人補償はどうなる?
Anycaをはじめて利用するときに「事故の修理代はどうなるのか?」を気にされる方も多いでしょう。これについては、利用予約と連動して、「1日自動車保険」に加入する仕組みになっているため、大半の修理代はカバーされます。
ただし、この1日自動車保険にはさまざまな制約があるため、それをしっかりと理解した上でAnycaの利用をオススメします。最後に、制約の一例をご紹介しておきます。
- 盗難や停車中の当て逃げによる損害は補償の対象外
- 予約したドライバー以外が運転していた場合は補償の対象外(追加保険料を支払えば、運転者は最大3名までオプションで増やせる)
- 対人賠償は無制限だが相手方1名までが対象 など
※参照:Anyca公式サイト「補償内容について」
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