仕事が休みの日は、寝だめをして日頃の寝不足を解消しようとするが、疲れが取れない。そんな悩みを抱えていませんか?休日にゆっくりと休息を取るのはとてもいいことですが、休息の方法によっては反対に疲れをためてしまうこともあります。
近年、休日に疲れをしっかり取り、仕事のパフォーマンスを上げる「休息マネジメント」が注目されています。この記事では、休息マネジメントの具体的な方法についてご紹介します。
休息をマネジメントする!アクティブレストとは?
休息といえば、「体をしっかり休める=家で何もせず過ごす」というイメージがありますが、そのようにしてゆっくり休んだつもりでも、休日が終わると体を引きずるようにして仕事に向かう、という人も多いでしょう。
そこで、休息マネジメントとしてアクティブレスト(積極的休養)を取り入れてみませんか?アクティブレストとは、疲れている時に軽く体を動かすことで疲労回復を促す方法です。
体を動かすことで、なぜ疲労回復が見込めるのでしょうか。運動の際、筋肉を動かすことで血流が改善されます。血流が良くなることで、体内の疲労物質が排出されやすくなるのです。
アクティブレストの効果は体の疲労回復だけではない!
アクティブレストは、体の疲労回復以外に自律神経を整える効果も期待できます。軽い運動は神経伝達物質・セロトニンの分泌を助けます。「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌されることで、精神的に安定します。体の疲れももちろんですが、日頃からストレスがたまっていると感じているなら、アクティブレストで心の健康もケアするようにしましょう。
アクティブレストは気軽に始められます
アクティブレストは、スポーツジムなどでしっかり運動するというものではありません。日頃の生活の延長で体を動かしましょう。例えば、ストレッチをしたり、軽くウォーキングをしたりするだけでも効果が見込めます。軽い運動なら、すぐにでも始められるのではないでしょうか。
ゆっくり休養も大切!パッシブレストとは?
疲れを取るためには、やはり体を休めることも必要です。
休息マネジメントでは体をゆっくり休めることを、アクティブレストに対してパッシブレストと呼んでいます。消極的休養という意味です。
アクティブレストが健康に良いからといって、激務の後で非常に疲れている時や体調が悪い時、睡眠不足の時に無理に体を動かす必要はありません。そんな時は家でゆっくり休むことが重要です。
パッシブレストではどう過ごす?
パッシブレストでは、ゆっくりとくつろぐことを心がけてください。できるだけ自分の好きなことをして過ごしましょう。
ただし、家でゆっくりしていても、スマートフォンやパソコンに触れていては休養にはなりません。電子機器のブルーライトによって交感神経が刺激され、脳が休まらず疲れも取れにくくなるためです。
アクティブレストとパッシブレスト、どちらも上手に使おう
しっかりと休養して疲れを取るためには、アクティブレストとパッシブレストのどちらか一方だけでなく、2つを組み合わせることが重要です。
土曜日と日曜日が休みなら、土曜日は近所の公園でウォーキング(アクティブレスト)をして、日曜日には家で長めの入浴(パッシブレスト)を楽しむなど、両方を取り入れて過ごしましょう。
休息マネジメントという考え方は、体と心の健康を保つためにも、仕事のパフォーマンスを向上させるためにも、とても大切なものです。
「寝ていたらいつの間にか休日が終わっていた」ということがないよう、休息時間も積極的にマネジメントするようにしましょう。
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