【連載】英会話最強の勉強法 短期留学編

英語力の高さと年収の関係性

英語力の高さは、年収に影響を与えるといっても過言ではありません。doda（現パーソルキャリア）では、2013年に自社のエージェントサービスを利用した人を対象に、TOEICスコア別の平均年収を算出しました。TOEICのスコアがない人の平均年収が423万円だったのに対して、600点台の人は505万円、900点台の人については573万円という結果が出ています。年収を上げたいのであれば、英会話スキルを身につけておいたほうがよさそうです。

英語力の高さはキャリアにも影響を与える可能性がある

キャリアアップを考えている人にとっても、英語力は欠かせません。TOEICによると、TOEIC（L＆R）のスコアを昇進・昇格の要件に入れている企業が約4割、配属部署を決める際の参考にしている企業が約6割います。さらに、海外業務に関わりたい場合は、660点以上のスコアがあると安心な傾向です。キャリアアップや昇進・昇格を目指している人にとっても、英会話は欠かせないスキルになっているといえます。

短期留学で英語のスキルを上げる人がいる

英語学習用のアプリや教材を使ったり、英会話教室へ通ったりして英語を勉強する人がいる中、短期留学で取り組む人もいます。ちなみに、短期留学とは1週間～数ヵ月間程度、海外で英語の学習に取り組むことです。留学期間や留学先は自由に決められます。なお、海外滞在中は専用スクールで英語の学習をして、ホテルや専用の寮（アパートも含む）に宿泊するのが一般的です。

中でも、フィリピンに位置するセブ島は短期留学先として日本人の需要が高い地域の一つです。留学者向けにサービスを提供している企業や旅行会社では、セブ島への短期留学希望者向けにパックプラン（航空券＋留学先＋滞在施設）を用意しています。

セブ島へ短期留学するメリットは？

セブ島へ短期留学するメリットはいくつかあります。どこの国で英語を学ぶか迷ったときには、セブ島を検討してみましょう。

留学費用が安く済む

留学費用においては、欧米に留学する場合と比べて半分程度の費用で済む場合があります。さらに、フィリピンの物価は日本の物価と比べて半分から3分の1程度になっており、滞在中の生活コストを抑えることも可能です。低予算で留学したい人にセブ島はおすすめの場所だといえます。

ハイレベルの講師に教われる可能性が高い

GlobalEnglish社が2012年に各国の英語力を調査したところ、フィリピン人の英語スキルは世界でトップレベルとの調査結果が出ました。フィリピンでは、学校の授業やテレビ放送も英語が中心です。フィリピン人の講師は、幼少期から英語に慣れ親しんでいます。したがって、セブ島の短期留学でも高い英語スキルを持っている講師に学べる確率が高いといえるでしょう。

日本からのアクセスが良い

日本の空港からセブ島の空港（マクタン・セブ国際空港）に直行する飛行機に乗れば、5～6時間でセブ島に到着します。直行便がない場合は、マニラや香港、台湾の空港で飛行機を乗り継いでからセブ島へ行くこともできます。

セブ島の短期留学制度を利用して、英語力をアップさせてみては？

セブ島には、フィリピン人だけではなく日本人が経営している語学スクールもあります。日本人がいない環境で英語学習に取り組むのが不安な人は、日本語が話せるスタッフが在籍しているスクールへ通うのも一つの手です。短期留学者向けのサービスを取り扱っている企業に相談をして、スクールを決めてみてはいかがでしょうか。

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