腕時計の本当の価値を、理解しているでしょうか?お金を使うのなら、その金額に見合った物を購入し、使いこなしたいものです。腕時計は社会人の一種のステータスともいわれていますから、あまり安価なものはふさわしくないかもしれません。しかしながら、投資価値があるとされる高級ブランドの時計は、本当に必要なのでしょうか?時計で選ぶべきは実用性か、それとも価値か、改めて考えていきましょう。
腕時計は身だしなみの一環
スマホでどこでも時間が確認できる現代において、腕時計がなければ仕事が回らないといった場面はほとんどなくなってきました。しかし、社会人であれば、多くの人が当たり前のように腕時計をしています。株式会社ジャパンゲートウェイが2014年に行った「ビジネスパーソンの価値観・こだわりに関する調査」によると、身だしなみとして「腕時計などのビジネス小物に気を使っている」と答えた人は全体の23.2%という結果になっています。
意外と少ない割合ですが、言い換えれば、多くの人が気にしていない部分にまで気を使えるビジネスパーソンは「できる」印象を与えられるのではないでしょうか。
近年では、リーズナブルなのに利便性が高いとして「CASIO STANDARD(カシオ スタンダード)」が人気を集めています。あえてファッションとして遊び心を演出するのは時に両刃の剣になることもありますし、上記の理由からも収入やビジネスシーンに見合った腕時計を選ぶことをおすすめします。
ロレックスとセイコー、どちらを買うべき?
10万円と100万円の腕時計では、100万円の腕時計の方が高い価値を持つのは明らかですが、腕時計に100万円も出してよいものか、迷うところもあるでしょう。
・セイコーはスタンダードでコスパもよい
最近では、「GRAND SEIKO(グランドセイコー)」を選ぶビジネスパーソンが増えているようです。コストパフォーマンスに優れ、シーンを選ばないスタンダードな美しさとデザイン、20万円からと手に取りやすい価格も魅力でしょう。しかもこのGRAND SEIKOはセイコーの中でも特別なモデルです。GRAND SEIKOの上位モデルに載るムーブメント「スプリングドライブ」はクオーツと機械式時計を組み合わせた画期的な機構、世界に誇る技術です。
・ブランド力がものをいうロレックス
そのブランド力から価格以上の価値を生むのがロレックスの魅力です。100万円で買ったものに、数年後には100万円以上の値がつくということがあり得るのです。時を経ても色あせない、ロレックスというブランドの力がそこにはあるからです。
ロレックスの腕時計は、モデルによっては、時間が経つと価格を大きく上げています。腕時計の売買を行っている株式会社羅針の買取相場を例に挙げると、GMTマスター最後のモデル16700の場合、2016年の買取価格が約60万円だったのに対し、2018年(1月~7月)には約76万円まで上昇しています。
デイトナ116500LNでは、2016年の買取額が約165万円に対し、2018年(1月~7月)には約200万円となっています。短期間でこれほど価値が上昇するのです。ロレックスをはじめとする高級ブランド腕時計を買うということは、その行動自体が投資に値するといっていいでしょう。
・セイコーとロレックス、買うならどちら?
コストパフォーマンスに優れ、時と場所を選ばず使えるGRAND SEIKOや、10万円台から購入できる多機能ソーラー腕時計アストロンなど、手に取りやすい価格でありながら高級感もあるラインアップでファンの心をつかむセイコーと、世界中に名を知られる高級ブランド、ロレックスの腕時計。これから購入するならどちらを選べばよいのでしょうか。
投資の意味合いで購入するのならロレックスを、気に入ったデザインの腕時計をいくつか持ち、ファッションに合わせて楽しみたいのなら購入しやすいセイコーのモデルをいくつか所有しておくとよいでしょう。これを機に、さまざまな高級腕時計をコレクションしてみるのも楽しそうです。
楽しみながら投資しよう
購入後も価値が上がる物を買うことで、それ自体を投資とすることができます。特に腕時計のように、毎日身に着けられる物、利用頻度の高い物に投資することは日常に彩りを添え、投資効果も得られるため一石二鳥です。価値あるものに投資すると同時に、買い物自体を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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