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USJに「マリオカート」をテーマにした壮大な新エリアが登場
大阪活性化の起爆剤に

任天堂の代表的なキャラクター「マリオ」が大活躍する「マリオカート」の世界を体感できる新エリア(アトラクション)が、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で間もなく登場します。USJといえば「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター™」が人気ですが、それを上回る予算の巨大プロジェクトです。

「SUPER NINTENDO WORLD™」の経済効果予測10年間で11.7兆円

(写真=jannoon028/Shutterstock.com)
(写真=jannoon028/Shutterstock.com)

東京オリンピック(2020年開催)の開催前にオープンを予定しているこのアトラクションは、2017年6月に建設着工式がすでに終わっており、現在建設中です。「SUPER NINTENDO WORLD™」と名付けられたこのエリアは、日本が世界に誇る「Nintendo」ブランドの魅力を存分に味わえるエリアです。

といっても、USJのアトラクションが一つ増える……というレベルの話ではありません。「SUPER NINTENDO WORLD™」は600億円超の巨大プロジェクト。単にUSJの集客力が高まるという範囲を超えて、大阪・関西の起爆剤になると考えられます。

関西大学の宮本勝浩名誉教授の試算では、「SUPER NINTENDO WORLD™」のオープン後10年間にUSJが生み出す経済効果は、近畿圏で約6.2兆円。経済効果は近畿圏だけにとどまらず、全国で約11.7兆円、雇用効果は約108万人に及ぶなど、大きな経済効果をもたらすアトラクションとして注目されています。

2019年夏の「マリオカートツアー」配信スタートも追い風

(写真=Nicescene/Shutterstock.com)
(写真=Nicescene/Shutterstock.com)

マリオカートは、任天堂のマリオシリーズに登場するキャラクターたちがカートに乗ってスピードを競うレースゲームです。リアルな車体のスピード感あふれるゲームというよりも、小さな子どもでも簡単に遊べるゲームとして登場しました。

マリオカートの人気は絶大で、スーパーファミコン・NINTENDO64などの歴代ゲーム機器に合わせてソフトが販売されています。任天堂の最新ゲーム機器「Nintendo Switch」にも、シリーズ8作品目となる「マリオカート8デラックス」が販売されており、ハンドル型のコントローラーを使ってゲームの世界を体感できるようになっています。

また、2019年夏には、有りそうで無かったスマホアプリ「マリオカート ツアー」の配信が予定されています。スマホさえあれば場所を選ばず手軽に楽しめるということで、これまで以上に広い層のファン開拓に効果がありそうです。スマホアプリの配信でマリオカートの人気がさらに盛り上がればすれば、「SUPER NINTENDO WORLD™」の集客の追い風になることでしょう。

「世界の人気テーマパーク2018」で評価の高いUSJ

(写真=jannoon028/Shutterstock.com)
(写真=jannoon028/Shutterstock.com)

海外の人々から評価されている日本のテーマパークと聞くと、どこが思い浮かぶでしょうか?「メジャーな東京ディズニーランドや東京ディズニーシーなのでは?」と思っている人も多いかもしれませんが、最近は違う結果も出ています。

「トリップアドバイザーの口コミで選ぶ世界の人気テーマパーク2018」によると、日本のテーマパークでは、USJが2連覇を達成しています。先ほどの東京ディズニーシーは2位、東京ディズニーランドは3位という結果です。

USJは、日本のテーマパーク1位に選出されただけでなく、世界のテーマパークの25位、アジアのテーマパークの3位にもランクインしています。選出理由の中には、さまざまなキャラクターの世界観があるので面白いなど、ディズニーにないコラボ力を評価する意見も多く見られます。

「ハリー・ポッター™」の世界観が忠実に再現されていることでも海外の人々から評価されるUSJ。「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター™」の総工費が400億円規模だったのに対して、「SUPER NINTENDO WORLD™」の総工費はそれをさらに上回る600億円超となっています。完成すれば、海外の人々からの評価がますます高まることが予想されるでしょう。

大阪万博の会場と位置的にご近所。相乗効果が期待できるUSJ

USJにとっては、新エリア以外の好材料もあります。2025年の万博会場に決まった人工島・夢洲とUSJはすぐ近くの位置関係。また、夢洲は世界最大級の水族館の「海遊館」からも同じ人工島の咲洲を経由してすぐの位置にあります。今後、JRや大阪メトロの延伸により、万博会場、海遊館、USJはアクセスしやすい環境が整います。この相乗効果によって、大阪の経済活性化がますます期待されるでしょう。


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