古くから日本の文化として、大衆に親しまれてきた銭湯。自宅の風呂とは一味違った気分が楽しめる銭湯巡りは、仕事の疲れを癒したいビジネスパーソンにぴったりのアクティビティです。そこで、都内で駅からアクセスしやすく、気軽に足を運べる銭湯をご紹介します。
熱い湯と銭湯らしい壁画が魅力の「熱海湯(神楽坂)」
飯田橋駅から徒歩5分。神楽坂の町並みに溶け込む熱海湯は、どっしりとした店構えの情緒あふれる銭湯です。1954年創業の歴史が、施設内外の随所から感じられます。宮造りの外観や石畳の風情を楽しみつつ、のれんをくぐるとレトロ感あふれる空間に心が躍ります。大浴場の壁に描かれた巨大な絵も見どころです。老舗銭湯ならではの壮大な風景の壁画を楽しみながら湯船に浸かれば、解放感もひとしおです。
まきで沸かした熱めの湯は、交感神経が優位に働くため、スッキリと目覚めた状態になる効果があるのだそう。モチベーションが維持できない、仕事の疲れがたまった体をリセットしたいタイミングで入浴するのがおすすめです。
熱海湯は荷物を預けることもできますので、仕事帰りにも立ち寄りやすい銭湯です。昭和情緒あふれる開放的な銭湯で、しばし疲れた心と体を癒してみてはいかがでしょうか。
―熱海湯―
住所:〒162-0825 新宿区神楽坂3-6
電話番号:03-3260-1053
休日:土曜
営業時間:15時~25時
昔ながらのたたずまいと開放的な浴室「豊川浴泉(早稲田)」
都電荒川線早稲田駅から、神田川や小布施坂の風景を楽しみつつ歩くと出合えるのが、豊川浴泉です。荘厳な外観から「目白御殿」と呼ばれて親しまれた豊川浴泉は、現在でも地元の人々でにぎわう情緒あふれる銭湯です。中に入って天井を見上げると、木を張り巡らせた風格ある格天井が開放感を漂わせています。
浴場は薬湯、リラックスバス、ミクロバイブラ風呂の3種があります。薬湯は曜日によって内容が変わり、ジャスミン湯や酵素の湯などが楽しめます。天井の高い大浴場で深呼吸すれば、日ごろの疲れもほどけていくことでしょう。シーズンイベントが開催されることもありますので、リピートして通うと新しい発見や変化が楽しめるはずです。常連客の皆さんと仲良くなるのも、楽しいかもしれません。
手ぶらセットが用意されており、タオルさえ準備していればすぐにでも行けるのも魅力的。ストレスで凝り固まった心と体を解き放ちたい日は、豊川浴泉に足を運んでみてください。
―豊川浴泉―
住所:〒112-0015 東京都文京区目白台1-13-1
電話番号:03-3941-7856
休日:月曜・金曜
営業時間:16時~23時30分
清潔でモダンなリノベ銭湯「万年湯(新大久保)」
韓国料理店やアイドルショップが立ち並ぶ大久保通りを5分ほど歩くと、立派な門構えの万年湯が現れます。2016年8月にフルリノベーションを行い、モダンで清潔感のあふれる環境と、銭湯らしいなつかしさがどちらも楽しめる銭湯に生まれ変わりました。
マッサージ風呂、寝風呂、電気風呂、水風呂と種類が多いため、いろいろな湯を巡りながらくつろぎの時間を過ごせます。湯はすべて軟水を利用しており、湯温はぬるめに設定してあるため、肌に優しく、心身がいやされることでしょう。一方で、熱めの湯が好きな人には、45度のシルク風呂がおすすめです。
万年湯は、年齢を問わず気軽に通えることを目標にした細かな配慮がされており、ボディソープやリンスインシャンプー、フェイスタオルの無料貸し出しもあります。ロッカーや設備の充実度も高いので、リッチな気分を楽しみながら銭湯に行く喜びが感じられるでしょう。
―万年湯―
住所:〒169-0072 新宿区大久保1−15−17
電話番号:03-3200-4734
休日:土曜
営業時間:15時~24時
気分や好みで選ぶ、個性豊かな銭湯巡りを楽しんで
東京の銭湯は、時代の変化と共に変わりゆく姿と、変わらずに残る文化の両方を感じることができます。それぞれの銭湯の個性を比較してみると、自分のコンディションに合わせた好みの銭湯を選ぶ楽しさも生まれるかもしれません。意外と駅から近く、会社帰りに立ち寄ることもできる銭湯。若者を中心にムーブメントが起こりつつある銭湯文化の魅力を、ぜひ体感してみてください。
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