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超低金利時代に不動産投資が得である理由

2018年末から2019年初にかけて長期金利が大幅に低下、一時マイナス金利を記録しました。長期金利というのは、10年もの新発国債の利回りなので、それがマイナスということは、10年もの国債を買っても元本割れとなり、資産は当然増えません。このため、国債の募集を中止しているところもあるほどです。では何に投資すれば良いのでしょうか?見ていきましょう。

元本保証タイプの利回りは0%台がほとんど

低金利時代における元本保証型の金融商品に高い利回りは期待できません。たとえば、メガバンクの普通預金の利回りは0.001%です。100万円を1年間預けていても利息は10円にしかなりません。定期預金なら、利回りが上がりますが、それでもメガバンクでは5年もので利回りは0.010%程度であり、100万円を5年間預けても年100円の利息しかつきません。ネットバンクなどであれば、もう少し高い利回りの銀行もありますが、それでもせいぜい0.040%程度であり、さして変わりはありません。
※利回り(利率)は2019年1月現在

高い利回りの金融商品にはリスクがつきもの

高い利回りを期待しようとすれば、元本保証のない金融商品になります。外貨預金や外貨MMFなどであれば1%前後の利回りを期待できますが、為替リスクがあるので元本割れのリスクが伴います。

一定の資産があって、多少のマイナスは許容するのであれば、株式投資のように、大きなリターンを期待できる投資もありますが、投資先が倒産すれば株券は紙屑同然になってしまいます。これから本格的に資産を形成していきたいと考えている人たちであれば、不確定要素の高いリスクは避けて、着実に資産を増やしていきたいところです。

不動産はミドルリスク・ミドルリターン

その点、比較的リスクが小さく、会社員でも安心して投資できるのが不動産です。一定の利回りが得られる上に、経済が好調で不動産価格が上がれば、資産価値も高まります。もちろん、価格が下がるリスクがないわけではありませんが、実物なのでその価値がゼロになることはありません。

元本保証型の金融商品がローリスク・ローリターン、株式投資など元本保証のない商品はハイリスク・ハイリターンとすれば、不動産はその中間のミドルリスク・ミドルリターンの投資ということができます。これから安定的かつ着実に資産を増やして、将来の富裕層を目指す人にぴったりの投資といっていいでしょう。

新築分譲マンションは5%前後の利回り

では、不動産投資ではどれくらいの利回りが期待できるのでしょうか。分譲マンションを例にとると、民間調査機関の東京カンテイが2017年の調査で首都圏の新築は4.96%、近畿圏は5.04%、中部圏が5.43%という結果を公表しています。

価格の安い中古であれば、利回りはさらに高くなります。首都圏で6.54%、近畿圏で8.03%、中部圏で9.09%です。ただし、中古マンションは物件の見極めなどが難しくなるので、これから不動産投資を始めたいという人であれば、新築から始めるのが無難でしょう。それでも、中古マンションを購入したい方は専門家に相談してみるのも良いかもしれません。

少ない自己資金で始められるメリットも

分譲マンションへの投資は一定の利回りを確保できるため、また、投資対象である不動産そのものに資産としての価値があるため、金融機関からスムーズに融資を受け少ない自己資金で投資することができます。物件によっては、50万円、100万円などの頭金があれば、残りはローンを利用できます。
仮に2,500万円の物件を購入したケースで利回りが5%だったと仮定してみましょう。2,500万円の5%は125万円です。その際、50万円を頭金として投資した場合、投資金額50万円に対して、年間125万円のリターンがあることになります。もちろん125万円からローンを返済し、管理費や修繕費、租税公課を支払うことになりますが、自己資金に対する利回りで考えた時に不動産投資は高いパフォーマンスを発揮することになります。
超低金利な状態はその際の資金調達コストである金利も低いということです。不動産投資においては、金利が低いことが大きなメリットになっているのです。

さらに、分譲会社によっては、賃貸住宅としての管理を一括して任せられるため、所有者は手間要らずで賃料収入を確保できます。その賃料収入でローン返済の多くをカバーでき、少ない持ち出しで資産形成ができるのも不動産投資の大きなメリットです。
 


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