
低金利のこの時代、金融機関にお金を預けるだけでなく、金融商品に投資して積極的に資産を増やしたいと考えている人は少なくないことでしょう。
投資を始めようとした時、どのような金融商品を選びたいと考えるでしょうか。利益を得るのはもちろんのことですが、安心して投資できる商品を選びたいものです。そこで、利益も期待でき、安心感のある投資先として米・有名企業の株式を紹介します。アメリカの有名企業は数多くありますが、今回は、日本でも知名度の高いIT企業株です。
米国株式が投資先に最適な理由
毎日「日経平均株価」「ダウ平均株価」といった、株価指数の値動きのニュースを目にします。株価指数とは、ある取引所や、ある銘柄群の株価の動きを表したものです。
株価指数は、世界情勢や経済動向で毎日値動きしていますが、この株価指数を観察していくとあることが分かります。米国を代表する30銘柄で構成される株価指数・ダウ平均株価がここ30年間ほど、ほぼ右肩上がりで伸びているのです。2008年のリーマンショック後は一旦値下がりしましたが、その後すぐに回復し伸び続けています。反対に日本の日経平均株価はリーマンショックで大幅に下落した後、なかなか回復しませんでした。その後も上下を繰り返して推移しているのはご存じの通りでしょう。
ダウ平均株価指数が伸びているということは米国株式市場全体も同じような動きをしているということです。長い期間を通して観察してみれば、米国の株式は日本の株式と比べて安定的に値上がりしています。安心できる投資先で運用したいというニーズにも合っているのではないでしょうか。
あの企業の株式も?米国の上場銘柄には有名企業がたくさん!
米国の上場株式の中には、マクドナルドやコカ・コーラといった日本でもおなじみの企業が多くあります。そのほかには、アマゾンやマイクロソフトなど、世界的なIT企業も米国株式市場の上場企業です。
誰でも利用したことがある企業が多いのも、米国株の特徴です。投資先を有名企業に絞ることで、企業情報も入りやすく、値動きも比較的予測しやすくなります。日頃気に入って使っている商品や飲食店が米国企業のものならば、株式が上場していないか、そして上場しているならば今までの値動きはどうだったのかを調べてみるといいかもしれません。
米国企業への投資をおすすめしたい理由
株価が右肩上がりで推移していることや、世界的に有名な企業が多いという理由から米国株式への投資をおすすめしました。では具体的にどのような銘柄がいいのか考えてみましょう。
投資先を決定する時には、まず時価総額を見るといいといわれています。時価総額とは「株価×発行済株式数」で算出されます。この額が多いということは企業規模が大きく、将来の成長も期待されているということです。
米国の上場株式を見てみると、2017年12月現在、時価総額ランキングの第1位はマイクロソフトです。ウインドウズで知られる世界的に有名なソフトウエア企業です。第2位のアップルもiPhone、iPadなどを開発したIT大手です。そして第3位のオンライン小売業大手・アマゾンも忘れてはいけません。最近では無人コンビニのアマゾン・ゴーでも注目を集めています。
米国株式の時価総額上位30位以内にはインテルやIBMなどのIT企業が複数ランクインしています。アメリカの株式市場をIT企業がけん引しているといっても過言ではありません。話題性もあり、ニュースにもなりやすいIT企業株なら、株式投資初心者でも株価の変動に興味を持ちやすいのではないでしょうか。
米国株投資はどうやってスタートすればいい?
米国株投資を始める際には、証券会社に口座を開設する必要があります。証券会社によっては、売買できる米国株の銘柄が少ない場合がある点に注意しましょう。
例えば、ある証券会社では5,000銘柄以上扱っていても、違う証券会社では1,500銘柄ほどしか扱っていないということもあります。口座を開設する前に、まずは各証券会社のサイトを見比べて確認しておきましょう。
各種手数料も証券会社によって違います。株の売買金額や売買頻度が多くなると手数料もそれだけかかることが一般的です。どのくらいかかるのかも口座開設前にチェックしておきましょう。
株式投資は利益が期待できる反面、株価が下落して損をする可能性もあります。投資を始めるにあたって事前の情報収集は十分に行い、株価の激しい値動きにも落ち着いて対応できるよう心の準備もしておくとよいでしょう。
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