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早期リタイア後は「海外移住」!生活しやすい国の傾向と特徴

安倍政権主導で進められている「人生100年時代構想会議」では、政策のグランドデザインとして、「教育・仕事・老後」という3つのステージによる“単線型”な人生ではなく、マルチステージの人生を送ることを提案しています。その背景には、「日本で2007年に生まれた子どもの半数が107歳より長く生きる」という、海外の研究結果があります。



ただ、こうしたライフスタイルの変化について考えなければならないのは、必ずしも将来世代だけではありません。現役世代についても、定年まで勤め上げるという発想を転換し、より中長期的に安定性を確保できる人生設計を構築するべきかもしれません。その具体的な方策として考えられるものに「海外移住」があります。

日本を出て海外に移住するという選択

(写真=stockphoto mania/Shutterstock.com)
(写真=stockphoto mania/Shutterstock.com)

グローバル化の進展により、商品やサービス、財、情報などの移動コスト、さらには地理的な制約が逓減していく中、住まいとしての地域選択も多様化しています。そうした動向は、日本国内にとどまらず、海外に移住するという選択を一般化させつつあると言えるかもしれません。

とくに、資金面および生活面からきちんと計画したうえで早期リタイアを実現すれば、物価の安い国で悠々自適な引退生活を送るということも可能でしょう。日本国内の諸問題から遠く離れ、異国の地で快適さと刺激にあふれる日々を過ごすというのは、第二の人生として実り多いものとなるはずです。そしてその選択は、計画と行動によって可能となります。

ちなみに、日本人の海外移住の歴史は古く、2018年で150年を迎えています。外務省によると、北米や中南米を中心に、全世界に推定360万人ほどの海外移住者および日系人がいるとされています。このことからも、海外移住は決して夢のような話なのではなく、実現可能なものであるとわかります。ボーダーレス化が進んでいる現代ならなおさらでしょう。

引退後の快適な生活を実現できる国とは

(写真=saiko3p/Shutterstock.com)
(写真=saiko3p/Shutterstock.com)

では、引退後の快適な生活を実現できる国には、どのようなところがあるのでしょうか。移住先として人気が高まっている国を中心に、それぞれの特徴について見ていきましょう。移住先の候補地となるのは、必ずしも、過去に訪れた国とは限りません。たとえ馴染みのない国であっても、将来的に過ごす地として適しているケースがあります。

タイ――日本から近く経済発展も目覚ましい

1つ目の候補地は、東南アジア諸国のひとつである「タイ」です。仏教をベースにしているタイには、数多くの日本企業が進出しており、日本人に対しても馴染み深いのが特徴です。地理的にもそれほど離れていないため、相互に旅行先として人気です。とくに首都バンコクの発展は目覚ましく、インフラから商業施設、食事環境まで、日本と遜色ありません。

ドイツ――勤勉な国民性と美しい街並み

2つ目の候補地は、ヨーロッパに位置する「ドイツ」です。歴史的にみても、日本とドイツは150年以上の長きにわたって交流を続けるなど強い結び付きがあります。また、勤勉という国民性も共通しており、ビール好きである点も共通項のひとつでしょう。そんなドイツの街並みは非常に美しく、経済的にも安定していることから、移住先として人気があります。ただし、冬は寒いので注意が必要です。

ハワイ――温暖な気候と英語が通じる安心感

3つ目の候補地は、アメリカ合衆国の領土である「ハワイ」です。リゾート地として広く知られているハワイは、日本人にとって身近な存在です。そのため、生活環境に馴染むまでの制約が少なく、ロングステイする人も数多くいます。日本語が通じるエリアもありますが、基本的には英語圏なので、語学学習にも最適でしょう。ただ、物価は非常に高いです。

どのような生活が理想なのかを明確にしよう

このように、移住先の候補地は大きく「アジア圏」「ヨーロッパ圏」「アメリカ圏」の3つがメインとなります。本稿で紹介した3つの国は、それらの一部でしかありません。気になるところがあれば、旅行および視察を兼ねて訪れてみるのもいいでしょう。どのような生活が理想であるかを明確にし、より快適な生活を実現できる国を探してみてください。


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