プレサンスコーポレーション

1997年創業 2007年東証上場
プレサンスコーポレーションのグループ企業
プレサンスリアルタがプレファンを運営しています

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早期償還とは

早期償還とは

「早期償還(そうきしょうかん)」とは、債券が満期になる前に、発行額の一部またはすべてを償還することをいいます。
「期中償還」「途中償還」と呼ばれることもあります。

早期償還には「定時償還」「任意償還」がある

早期償還の目的は、借り入れ期間が長くなるほど返済額が大きくなる債券発行者の償還期日の負担を軽減することです。

この「早期償還」とは逆に、投資信託で決められている信託期間終了時(満期日)に金銭が返還されることを「満期償還(まんきしょうかん)」といいます。
「満期償還」は、債券発行者が決められた満期日に債券を全額返還する事です。

「早期償還」は、次の2種類に分けられます。

定時償還

債券の発行元があらかじめ定めておいた償還額や償還方法、償還日に一定割合を償還すること。

任意償還

債券発行者の意志により、一部またはすべてを償還すること。
「繰上償還」とも呼びます。
「繰上償還」が行われる際は、繰上償還に異論のある投資家が一定期間内に反対・異議を述べる期間が設けられているケースもあります。

不動産クラウドファンディングで早期償還が発生するケース

1口1万円と少額規模でも不動産投資ができるため、投資初心者の方でもチャレンジしやすい不動産クラウドファンディングは、新しい不動産投資として現在注目を集めています。
不動産クラウドファンディングについて調べていると「早期償還」という言葉をよく目にします。

不動産クラウドファンディングにおいて早期償還が発生するケースは、投資していた対象物件が想定より早く売却されファンドが完遂し、借り手企業からクラウドファンディング事業者へ繰上げ返済された時に起こります。

たとえば、新たにマンション建築施工を開始し、約1年での完売を予測していたにもかかわらず開始から半年で完売した場合。
債券発行者の手元にはすでに返済資金があるため、利率の負担を減らすためにも満期前に返済を行おうと考えます。

早期売却のケースが多く見られる不動産会社の特徴は、魅力がある需要が高い不動産を見極められている、物件を効率的に売却できる販売能力が高いなどがあげられます。

この他には、債権発行者側がさらに低い金利の融資先に乗り換えを行った場合にも、早期償還が行われるケースがあります。

債権発行者側としては、金利の低い融資先へ乗り換えた方が、トータルの返済額の負担は軽くなります。
この場合、多くの債務者は借り換えを行おうと考えるため、早期償還が発生します。

早期償還は良い?悪い? メリット・デメリットを解説

早期償還は良い?悪い? メリット・デメリットを解説

「早期償還」には、投資家側から見た時に「良い所」と「悪い所」の両面が存在します。
不動産クラウドファンディングを始める前には、「早期償還」が起こることで発生するメリットやデメリットについてしっかりと理解を深めておきましょう。
不動産クラウドファンディングにおける、投資家側からみた時の「早期償還」のメリット・デメリットをそれぞれ確認しておきましょう。

デメリットは「想定していた配当金より少なくなる」「配当金が得られない期間が発生する」

早期償還のデメリットは、予定していた満期期限よりも前に返済されるため、想定していた配当金より少なくなってしまうことがあげられます。
想定していた利回りでは12ヶ月で利回り5%のはずだったのが、運用期間が短くなってしまい6ヶ月で終わると半年分の配当金しか得られません。
期待していた利回りより低くなり分配金が少なくなるため、別の投資案件を探すなどの投資計画を新たに再設計する必要があります。
とはいえ、好条件の投資先とすぐに出会える保証はありません。
投資先が見つかっても運用開始までに期間が空いてしまう可能性もあります。
配当金が得られない空白の期間が発生してしまうことも、早期償還のデメリットと言えるでしょう。

メリットは「早く返済してもらえる」「投資案件の乗り換えができる」

早期償還のメリットとしては、「投資資金が早く返済してもらえること」があげられます。

早期償還では本来の満期期限を迎える前に返済されるため、投資していた資金が想定より早く手元に戻ることに。
そのため、投資家にとって大きなデメリットと言える「貸し倒れ」や「返済遅延」などに巻き込まれるリスクからは免れます。
早期償還で得られるものは、「投資資金」+「運用期間の配当金」です。
本来想定していた利回りより低い結果となりますが、
・投資資金が元本割れすることなく無事に手元に戻ってくること
・少額でも配当金が入ってくること
以上のことを踏まえると、結果としてマイナスは出ていないため、投資は成功したと言えるでしょう。
元本がしっかり回収できることは、投資家としても大変喜ばしいことです。
早期償還が行われるということは、事業者が貸付金を返済できたということであり、返済能力が十分に備わっている手堅い貸付先である証拠ともいえます。
また好条件の案件が見つかれば、取り戻せた資金を使って想定より早く別の案件へ投資することも可能になるため、早期償還は悪いことばかりではありません。

安全に手堅く不動産投資がしたいと考えている場合、この早期償還についてしっかり理解しておくことで安全な投資先を見極めることも可能になります。

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物件の自社開発~管理まで一貫し、今までにない安心の不動産クラウドファンディングをご提供いたします。
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